
🎞️映画情報
監督:ヴィクター・フレミング
キング・ヴィダー (クレジット無し)
脚本:ノエル・ラングレー
フローレンス・ライアソン
エドガー・アラン・ウルフ
原作:ライマン・フランク・ボーム
『オズの魔法使い』
製作:マーヴィン・ルロイ
出演者
ジュディ・ガーランド(ドロシー)
レイ・ボルジャー(案山子)
ジャック・ヘイリー(ブリキ男)
バート・ラー(ライオン)
ビリー・バーク(北の魔女)
マーガレット・ハミルトン(西の悪い魔女)
フランク・モーガン(オズの大魔法使い)
ジュディ・ガーランド主演「オズの魔法使」
を鑑賞しました
監督はヴィクター・フレミング監督が
務めています
1939年製作のミュージカル映画で、カンザスの農場に住むドロシーという少女の冒険物語です

竜巻に巻き込まれたドロシーと犬のトトが、
オズの国に迷い込むところから、
冒険が始まります
セピア色のカンザスから色とりどりに美しい
オズの国へ
現実からかけ離れた夢の世界に、ドロシー(ジュディ・ガーランド)が訪れたことが、鮮やかな色の変化と美しさからもわかります
旅の途中に出会う友だち、わらのかかし(レイ・ボルジャー)、ブリキ男(ジャック・ヘイリー)、臆病ライオン(バート・ラー)

それぞれに欠けている大切なもの、知恵と心と勇気を得るため、ドロシーと共に旅に出ます
そして、様々な経験を通して求めていたものがすでに自分の中に存在していることに
気づきます
ドロシー自身も自分にとっての幸せが、どこにあるのかということ、身近にあるからこそ
気づけない、かけがえのない存在が
そばにいることを知ります
自分で気づくことができれば、大きな成長に
繋がる…北の魔女(ビリー・バーク)が伝えたいことでした

ファンタジーではありますが、タイトルの
オズの魔法使いさんは実は…いろんな事情が
あったんだということ、事情を聞けば、
ファンタジー感がなくなるけれど、
北の美しい魔女がふわりふわりと登場したり、緑の顔がたまらなく怖い西の魔女(マーガレット・ハミルトン)が、魔法の箒に乗っている姿を見ることで、
不思議な世界に浸ることができました

主人公のドロシー役は、当時16歳の
ジュディ・ガーランドが演じ、ジュディの歌った「虹の彼方に」は、アカデミー主題歌賞を
受賞し、作品に華を添えました
そして、この映画の名脇役犬のトト
ほんとに大活躍でした

ドロシーのルビーの靴と共に、とても
かわいかったです

✨️ジュディ・ガーランド(Judy Garland)

ジュディ・ガーランド(英語: Judy Garland、1922年6月10日 – 1969年6月22日)は、アメリカ合衆国の女優、歌手です
生年月日:1922年6月10日
出生地:アメリカ・ミネソタ州グランドラピッズ
主演 ジュディ・ガーランドについて
『オズの魔法使』で主人公ドロシーを演じたジュディ・ガーランドは、20世紀アメリカ映画界を代表する女優であり歌手です。1939年、わずか16歳でこの名作に主演し、「オーバー・ザ・レインボー」の歌声と共に一躍スターの座に上りつめました。その歌声には、少女らしい純粋さと、どこか大人びた哀しみが同居しており、今もなお多くの人の心を揺さぶり続けています。
その後も彼女は数々の作品に出演し、豊かな表現力で観客を魅了し続けました。名作ミュージカル『イースター・パレード』(1948年)ではフレッド・アステアと共演し華やかな歌とダンスを披露し、『若草の頃』(1944年)では家庭的で温かな役柄を演じ、彼女の多面的な魅力が光ります。さらに、晩年の代表作『スタア誕生』(1954年)では、実力派女優としての真価を見せつけ、多くの映画ファンに深い感動を与えました。
プライベートでは波乱の人生を送りながらも、ジュディ・ガーランドは生涯を通して舞台とスクリーンに情熱を注ぎ続けました。そのひたむきな姿勢と、観る人の心に寄り添うような演技と歌声は、今も色あせることなく、映画の中で生き続けています。