「荒野の決闘」(1946)🐂

映画レビュー

🎞️映画情報

監督
ジョン・フォード
脚本
ウィンストン・ミラー
サミュエル・G・エンゲル
原作
スチュアート・N・レイク
『WYATT EARP FRONTIER MARSHAL』
製作
サミュエル・G・エンゲル
製作総指揮
ダリル・F・ザナック
出演者
ヘンリー・フォンダ(ワイアット・アープ)ヴィクター・マチュア(ドク・ホリディ)リンダ・ダーネル(チワワ)キャシー・ダウンズ(クレメンタイン)


1905年5月16日は、ハリウッドの名優、
ヘンリー・フォンダの誕生した日です

代表作である「荒野の決闘」を鑑賞しました

監督はジョン・フォード監督が務めています

あらすじ✨

モニュメントバレーにある荒野に、牛の群れを追って4人のカウボーイがやって来ます

ワイアット・アープ(ヘンリー・フォンダ)と
3人の兄弟モーガン(ウォード・ボンド)ヴァージル(ティム・ホルト)、ジェームス(ドン・ガーナー)です

その様子を見つめるクラントン一家
父親のオールドマン・クラントン(ウォルター・ブレナン)は牛を売ってほしいと交渉しますが断われてしまいます

その夜、トゥームストーンへ出かけた間に
ワイアットたちの牛はすべて盗まれ…

末弟のジェームスの命までも奪われてしまいます…

感想✨

冒頭、穏やかでのどかな曲
「愛しのクレメンタイン」が流れ、広大な平原に牛の群れが現れます。題名は、「荒野の決闘」ですが原題は「愛しのクレメンタイン」

内容もこちらのほうがぴったりとあうように
感じます

物語は、ヘンリー演じる保安官、ワイアット・アープと牛泥棒のクラントン一家との闘い

あの有名なOK牧場の決闘が描かれています

ただ、決闘シーンは、最後の10分間だけで、激しい銃撃戦!とまではいかず、やや静かな闘いが繰り広げられます

これまでの西部劇と違って、人間ドラマを中心においているので、独特な力強さはなく、全体的に穏やかな物語という印象をもちました

「静の西部劇」ともいわれていますね

また、ワイアット・アープの密かな恋やワイアットの友となるビクター・マチュア演じるドク・ホリディのモテモテぶりなど、それぞれの恋模様も気になります

クレメンタインの初めての登場シーンでは、ワイアットが動かなくなり、心奪われている様子が手にとるようにわかります

酒場の歌姫リンダ・ダーネル演じるチワワとの振る舞いの違いに、だいぶ驚きます

クレメンタインとのダンスシーンも、とても楽しそうで、単なる復讐劇にとどまっていないところに、おもしろさがあります


「花の香りがする」

「俺だ…」

コミカルさももっているワイアット・アープをヘンリー・フォンダが見事に演じています

✨️ヘンリー・フォンダ

ヘンリー・フォンダ(Henry Fonda、1905年5月16日 – 1982年8月12日)は、アメリカ合衆国出身の俳優、映画プロデューサー。愛称はハンク(Hank)

本名
Henry Jaynes Fonda

生年月日
1905年5月16日

没年月日
1982年8月12日(77歳没)

出生地
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ネブラスカ州グランド・アイランド

✨ヘンリー・フォンダについて

アメリカ映画黄金期を代表する名優、ヘンリー・フォンダ

1905年、アメリカ・ネブラスカ州に生まれた彼は、舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、やがて映画の世界へと活躍の場を広げていきました

その演技の魅力は、決して誇張することなく、人物の内面に静かに寄り添うような自然体の表現にあります。華やかさよりも誠実さ、力強さよりも人間らしさを感じさせるその佇まいは、多くの観客の心に深い余韻を残してきました

『荒野の決闘』では、伝説の保安官ワイアット・アープを演じ、正義と孤独を背負う男の姿を静かな説得力で体現しています。また、『怒りの葡萄』や『十二人の怒れる男』など、社会や人間の本質に迫る名作にも数多く出演し、その存在感を不動のものとしました

長いキャリアの中で、時代とともに役柄を深め続けたフォンダは、晩年に出演した『黄昏』でアカデミー主演男優賞を受賞。その穏やかであたたかな演技は、多くの人々に静かな感動を届けました

俳優としての生涯を通して、人間の良心や弱さ、そして尊厳を見つめ続けたヘンリー・フォンダ
その静かなまなざしは、今もなお、スクリーンの中で優しく語りかけてくるようです

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